医療現場で提供される食事には、二種類あります。
■入院患者の治療食として重要な役割を果たす食事。
■医師・看護師・技術関連技師など勤務職員の激務に対応する食事。
医療現場での食事は、まず第一に入院患者の治療食として重要な役割を果たすものであり、また、高度に変化する医療レベルにも適合した食事が重要な位置づけになると考えております。
そして第二としては、医師・看護師・技術関連技師等病院に勤務する方々の激務に対して、活力あふれる安全で強いからだを作る『食事』の提供も必要だと考えております。
現在医療機関では「食べる」という事の重要性が高まっており、管理栄養士の重要性もますます求められています。
医学は日々進歩しておりますが、栄養を摂取する方法が点滴のみで、「食べる」という行為を止めてしまうと、細胞が衰えてしまいます。身体の内側からの治療を有効にするため、ドクターと管理栄養士が連携を作り、身体の内側から患者の病気を治す、病状の進行を遅らせる食事のあり方が見直されてきています。
ミールケアでは経験を積んだスタッフ・管理栄養士が、医療現場においても患者様が「食べる」という行為を楽しんでいただけるよう、また、医療現場のスタッフ様には健康に配慮し活力を与える食事の提供ができるよう日々努力しております。
■食形態を考慮した食事
嚥下や咀嚼に問題があり、通常の食事では召し上がれないご利用者様に、一口大、粗きざみ、キザミ、極きざみ、ミキサー食、それぞれのとろみつき食、また、見た目と飲み込みやすくするためのムース食・ゼリー食なども含めて提供しています。
ゼリー食でも一人ひとりの嚥下機能の状況により、飲み込みやすい硬さが変わります。基本のゼリー食マニュアルを統一化し、施設様とご利用者一人ひとりに合わせた食形態の提案にも取り組んでいます。
■病院職員や企業の社員食堂の変化
ミールケアは『食』の専門集団として、病院の医師・看護師・スタッフ様への激務に対応できる食事をご支援いたします。
■医療現場を支える施設職員の健康を手助けする『食事』
日々忙しい医療現場で働く職員様のための食事、忙しい中で患者様の治療には気を配りながらも自分の栄養状態はつい疎かになってしまうのを防ぐため、食事の充実が必要となります。
ミールケアでは、メタボリック、肥満、高血糖、高中性脂肪血症、低HDLコレステロール血症等、病気の一歩手前の境界領域に含まれる状態の、職員の皆様の『健康』管理の手助けができるよう努めます。